28坪で叶える!3階建て4LDK「2階リビング」の賢い間取り術2選「狭小住宅だけど、広々としたリビングで家族と過ごしたい」「限られたスペースでも、プライベートもしっ
28坪で叶える!3階建て4LDK「2階リビング」の賢い間取り術2選
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「狭小住宅だけど、広々としたリビングで家族と過ごしたい」「限られたスペースでも、プライベートもしっかり確保したい」 そうお考えの方へ、延床面積28坪という限られた空間でも、開放的で快適な暮らしを実現する3階建て4LDKの2階リビング間取りを2事例ご紹介します。
狭小・縦長敷地の悩みを解決!2階リビングの魅力とは?
間口が狭く、縦に長い「狭小・縦長敷地」は、採光や空間の取り方に悩みがちです。しかし、2階にリビングを配置することで、これらの悩みを解決し、さらに魅力的な住空間を生み出すことができます。
■明るく開放的なLDK
2階は周囲の建物からの視線が届きにくく、光を最大限に取り入れることができます。特に縦長の間取りでは、窓から差し込む光が奥まで届き、LDK全体が明るく開放的な空間になります。
■家族のコミュニケーションが活発に
視線が奥まで抜ける縦長リビングは、家族の様子が一目でわかり、自然と会話が弾みます。キッチンからお子様の様子を見守りながら料理をするなど、安心して家事に取り組めます。
■家具配置の自由度アップ
壁面積が増える縦長間取りは、家具の配置がしやすく、インテリアコーディネートの幅が広がります。
■プライバシーと快適性の両立
1階や3階を個室フロア、2階を家族が集まるファミリーフロアとゾーニングすることで、それぞれの空間の目的が明確になり、家族間のプライバシーを保ちつつ、生活の質を高めることができます。
今回ご紹介する2つの事例では、水回り(バスルーム・洗面室)を2階LDKと同じフロアに配置しながらも、水音や配管の音がリビングに響かないよう配慮された工夫もご紹介します。採光が期待できる場所にLDKを、そうでない場所に水回りを集約することで、限られた空間を最大限に活かした効率的な間取りが実現しています。
さらに、ホール階段とリビング階段、それぞれのメリット・デメリットを活かした間取り例もピックアップ。ご家族のライフスタイルに合った間取りを見つけるヒントにしてくださいね。
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【事例:1】
約28.88坪 4LDK 3階建て!ホール階段でプライバシーを重視した2階リビング間取り
延床面積:28.88坪(95.48㎡) 土地面積:20.44坪(67.59㎡) 構造:木造3階建て 向き: 南向き 間取り:4LDK(4〜5人家族向け)
この間取りは、LDK、階段、水回りの3つの空間を明確にゾーニングすることで、家族間のプライバシーを高め、快適性を追求した事例です。特に間口と奥行きが約1:4の超縦長敷地を最大限に活かした設計が特徴です。
【間取りのポイント】
□LDK・階段・水回りの分離
中央に階段空間を配置することで、水回りとLDKを遠ざけ、水音や洗濯機の音を遮断。静かで落ち着いたLDK空間をキープできます。
□ホール階段の採用
リビングを通らずに各階へ移動できるホール階段は、来客時やお子様の成長後も家族のプライバシーを守りやすい設計です。
□効率的な家事動線
2階リビングにバルコニーと洗面室を配置することで、炊事と洗濯がワンフロアで完結。洗面室を階段近くに設けることで、3階バルコニーへのアクセスもスムーズです。
□省エネ効果
各空間が独立しているため、冷暖房効率が高まり、省エネにも貢献します。
□ゾーニングの明確化
1階・3階をプライベートフロア、2階をファミリーフロアとすることで、それぞれの空間の役割が明確になり、ストレスフリーな生活動線を実現します。
□開放的な対面式オープンキッチン
窓に向かう対面式キッチンは、明るく開放的な空間で料理を楽しめます。
□中央階段による最短移動
中央に配置された階段は、各部屋への移動を最短にし、日々の動線をスムーズにします。
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【事例:2】
約28.39坪 3LDK 3階建て!リビング階段で家族の繋がりを感じる2階リビング間取り
延床面積:28.39坪(93.88㎡) 土地面積:14.94坪(49.39㎡) 木造3階建て 北向き 3LDK(3〜4人家族向け)
動線のポイントは階段位置。家族の出入りを確認できるリビング階段と2階洗濯室と3階バルコニーを最短距離で繋げる洗濯動線。
駅徒歩5分の郊外都市に建つこの家は、周囲を建物に囲まれた敷地でも、明るく開放的な2階リビングを実現した事例です。リビング階段を採用し、家族の繋がりを大切にしながら、水回りのゾーニングにも工夫が見られます。
【間取りのポイント】
□採光を確保する工夫
2階LDKの3面にフィックス窓(はめ殺し窓)を配置し、周囲からの視線を遮りつつ、外光を最大限に取り込みます。
□リビング階段のメリット
1階から3階への移動がリビングを経由する動線となるため、ご家族の出入りを自然に確認でき、コミュニケーションが深まります。
□水回りのゾーニング
洗面・トイレ・お風呂の水回りゾーンを固めて廊下と一体化。廊下でLDKと水回りを切り離すことで、水音や洗濯機の音がLDK内に入りにくく、静かな空間を保てます。
□LDK空間の有効活用
居住面積が少ない場合でも、リビングと廊下を一体化させることで、LDK空間をより広く感じさせるメリットがあります。
□デッドスペースの有効活用
階段下のデッドスペースを活用した大きなシューズクローゼットは、収納力を確保しつつ玄関をすっきりと保ちます。
□2階構造を利用した駐車スペース
半戸外の屋根付き駐車スペースは、車を雨風から守り、管理の手間を軽減します。
□来客対応に配慮
1階4.8帖の洋室を客間にすれば、LDKを見せずに来客対応が可能です。
□効率的な洗濯動線
ワンフロアで炊事をしながら洗濯ができ、3階バルコニーへの導線も最短になるよう階段を配置。
□プライバシーを確保したバルコニー
人目が届きにくい3階にバルコニーを設けることで、プライベートな空間でくつろげます。
□最小限の廊下で広々空間
ホールや廊下の移動面積を最小限に抑えることで、居室やLDKをより広く確保しています。
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【まとめ】
28坪という限られた土地でも、3階建て2階リビングの間取りは、採光やプライバシー、家族のコミュニケーションといった様々な要素を高いレベルで両立させることができます。今回ご紹介した2つの事例は、それぞれ異なるアプローチで28坪3階建て、2階リビングの間取りの可能性を広げるヒントが詰まっています。
ご自身のライフスタイルや家族構成に合わせて、最適な間取りを見つける参考にしていただければ幸いです。理想の住まいづくりに向けて、ぜひこれらのアイデアをご活用ください。
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