マイホームプランナーによる設計プランの見立て_06
白い無地のシンプルモダンな空間は、窓から覗く緑や眺望をより美しく。 センシア宝塚中筋山手3丁目は、山の傾斜地に建つ6区画のプロジェクトです。立地環境はこれまでご紹介してきた通り、山の自然に恵まれ眺望も開けた環境。自然を愛するご家族さまをイメージしたモデルハウスです。緑の借景や市街の眺望が映えて見えることを大切に、リビングの壁は無地の白色に。 窓で切り取った眺望を鑑賞するためのギャラリーのようなLDK空間です。窓から覗く景観をゆっくり眺めることができます。基本の色設計は壁の白と床や面材のオーカー色でシンプルな組み合わせ。ですので、お客様のお好みに合わせて自在にインテリアをお楽しみいただけます。 また、その他、水廻りや玄関、和室、2階の居室も白い壁と白い建具で統一し、アイボリーやライトグレー、オーカーなど白色との優しい組み合わせでシャープな印象を柔らかく仕上げました。
寛げるリビング。広いLDKを確保するため、壁を設けず動線で線引き。 リビングでの寛ぎを大切にするために動線との関係にもこだわりました。往来が激しくなりがちなLDKの出入口はキッチンとダイニングの近くに。LDKを一つの広い空間にしながら、壁などを使うことなくシンプルにゾーニング。空間のリビングに併設した和室は、ごろ寝したり読書したい時など一人の時間を過ごしたいときにご利用いただけます。また、引き戸を閉めればご家族の出入りやテレビなどの生活音を軽減することができます。また、和室南面の障子を開ければ、リビングと同様、昼や夜の眺望を楽しめます。
土地の魅力を活かした、住むほどに好きになる家を皆さまへ。 家は生活が始まって完成する。住むほどに愛着を感じていただける家作りを目指している私たちは、インテリアデザインを重要な要素と考えています。 お客さまとの意見交換を経ずに作られるモデルハウスは、私たちにとって、その考えや思いを皆さまにお伝えできるコンセプトハウスです。まだ見ぬお客さまと対話しながらの設計作業。この環境なら、こんなお客さまに喜んでいただけるのでは？ と思いを巡らせながら、マイホームプランナーとマイホームデザイナーがお互いの体験や知見に基づいて一つのモデルハウスの絵を描いていきます。だから私たちは作り手の個性を前面に出した奇抜な住まいを良しとしません。そこに暮らすのは当然ながら、我々ではなくお客さま。お客さまの個性や嗜好性を受け入れられる度量の深い空間こそが私たちの理想です。だから当然、インテリデザインはいつまでも飽きのこないシンプルで直線的な空間に。配色も必然的に無地の白色を基本にすることが多くなります。「白い空間は見た目は良いけど汚れが目立つのでは？」というご心配もよく耳にしますが、汚れがすぐに目視できるということは、気づいた時にこまめに清掃できるということ。逆により長くキレイな空間を保ちやすい色で、新居時をイメージしやすく最善の状態と比較しやすい色です。実際に、施工後しばらくしてお邪魔するお客さまの多くは、綺麗な状態で家を保たれています。 私たちのインテリアは、無地の白を基調にすることが比較的多いですが、全てを白い空間にすると無機質で生活感がなくなり居心地の悪さを感じてしまいます。そこで私たちは、人に馴染み深い木の素材を床や天井、建具に配色したりします。落ち着きや温もりが加味され居心地の良さを感じられるようになるからです。暮らしに目障りなものや異質なものをなくし、どこにいても自然に寛げる空間作りを理想としています。
