玄人の見立て_05
完成前のモデルハウスを少しだけ紹介します。
「センシア明石藤江」は、9区画の新しい街並みをつくるデザイン住宅プロジェクト。9区画の敷地面積は34坪超〜58坪超あります。海辺のロケーションに触発された4LDK中心の汎用性の高い新築一戸建てをご提案します。
海辺のロケーションと晴れ日が関西一多い明石市の特長、交通網や生活施設の多さを生かして「都市型リゾート暮らし」をコンセプトとしました。家にいながら海の存在を感じられる開放的で居心地の良い住まいを大切に設計しています。デザインは都市的な雰囲気を感じさせるシンプルモダンなテイストです。
9区画のうち現在3つのモデルハウスを計画しています。吹き抜けリビングや螺旋階段、大バルコニーのある家など、別荘のような特別な寛ぎをつくる仕掛けを施しています。3邸3様の特色あるモデルハウスです。現在完成間近なのは1邸。その中身をチラリとご紹介していきます。
別荘のように特別な寛ぎを日常の風景にする
完成間近のモデルハウスは吹抜けを大胆にあしらった開放的なLDKが特長です。階段もリビング内に設置して吹抜けに。そのため空間が縦方向にも広がる開放的なリビング・ダイニングがとても爽快でした。ポイントは吹抜け2階部分に設けた大窓。上からも光が入り、1階の窓とともに空間を明るく開放的な雰囲気にしてくれます。窓には高い青空が広がって見えていました。
室内のカラーリングはクロス壁を白中心にシンプルに。空の青と壁の白が爽やかな印象を与えてくれていました。また、グレーのアクセントクロスを一部採用し、落ち着きと晴れやかさが同居したような空間に仕上がっています。階段上部の太い木の梁が繊細な空間に無骨なアクセントになっていました。
もちろん、機能性も高める工夫を随所に凝縮。
見た目だけでは、使い勝手の悪い家になります。見せるところは見せ、機能重視の部分はしっかり抑える。メリハリを付けることで空間のコントラストが強まり、締りのある家になります。キッチン周りの動線設計をご紹介していきます。
キッチン中心の家事動線について
「センシア明石藤江」では、キッチンを中心に効率的な家事動線を設計しました。キッチンの左右に玄関と洗面室+浴室を設置。3つの空間を一直線で繋ぐことで無駄な方向転換や動きがなくなり、一番効率的とされている家事動線を描きました。
また、家事作業中に気になるのは目的の異なる家族との動きの干渉。家の狭さを感じる瞬間です。こうした日常のストレスはキッチンとリビングにそれぞれ出入り口をつくり動線を二つにすることで緩和されます。玄関→リビング、玄関→キッチンという流れが生まれて自然にお互いの移動が快適になります。
水回りについて
洗面室に勝手口を設けました。浴室と合わせて籠もりがちな湿気を窓で通気することでからりとした気持ち良い空間になります。洗面室に近いためキッチンから生ゴミもサッと運べます。
キッチン収納について
システムキッチンは、収納力豊富なタカラスタンダード社製を採用。食器洗い乾燥機はもちろん標準装備。収納はスライド式で上から中身を一覧でき、さっと取り出せるのでとても便利です。スプーンやフォーク・ナイフ、お箸などもまとめてしまえるカトラリーケースやスパイスラックなど使用頻度の高い小物もサッと出し入れできます。また、キッチン背後にはレンジフードのコントロールパネル部分よりも低い位置に吊り戸棚を設置。手の届く範囲で物が出し入れできるようにしました。
玄関とリビング・キッチンの間にある玄関ホールに洗面室を設けました。帰宅時に手洗いうがいをする習慣が付きやすくなります。
その他
2階ホールにはデスクスペースを設置。書斎や読書スペース、勉強机などフレキシブルに使える空間をご用意しました。
リビング・ダイニングにニッチ棚を設置。おしゃれな電話機やメモ帳を置いたり、小物やご家族の写真、海で見つけた綺麗な貝殻などお好きなものを集めて自分好みのインテリアスペースとして活用いただけます。
その他、「ガス温水床暖房ヌック」や「ガス温水浴室暖房乾燥機カワック」、シャワートイレなど最新設備も標準装備。
モデルハウスの視察当日は晴れたり曇ったりで訪問時は雲の動きが速く、晴れたり曇ったりの生憎の天気に。晴れの間の室内の明るさや開放感など皆様にぜひ体感いただきたいモデルハウスです。滅多に出ない海ロケーションの立地環境。気になられた方は周辺環境も含めてモデルハウスをぜひご見学ください。
